Rikako's past , present &
future ★
映画で見た、学生達が日本の学校机の形とは違う、コの字型の机に座り、
休み放課にはそれぞれ専用の長いロッカーに行き、ロッカーをあければ、
その人のカラーがわ〜っと吹き出る面白いロッカーに
『私も、あの机と、あのロッカーを使いたい!』 と心の底から思った。
だから、お母さんに聞いたんだ。
ここはどこ? 教えてくれた。 アメリカだよ!
そこからが私の 『外国へ行きたい!』 のはじまり。。
両親に卒業式前にたくさん、たくさん頼んだこと、
今でも覚えてる。
小さいながらに、頑張って調べて、お父さんを右手で、
お母さんを左の手でしっかり掴んで、
国際センターで開かれていた オーストラリアの留学説明会へ
連れて行ったときのこと、、なんと小学生で留学した子が
いることを知った!理香子にとっては BIG ショック!
その後、私のお願い攻撃はさらにエスカレート!!
何回言ったことだろう。。。
『お父さん、お母さん、一生のお願い!!
もう、何もほしがらない!
だから、小学校卒業したら、
留学させて!!一生のお願い!』
そんな私に両親はただ、ダメ!と言い張るだけでなく、
きちんと考えて、答えてくれたことも覚えている。
『理香子、行かせてあげたいのは山々だよ。
でもね、まず、中学校までは日本で行っておこうよ。
たくさん、勉強して行った方が絶対に楽しいから!
その楽しさは約束する。』
何度も「まだよ〜」っと軽く流されていたが、
最終的に、そんなことを真剣に言われたとき、
どっと涙があふれたことも覚えてる。
すっごく悔しかった。
『私は、今がいいと感じているんだ!
お父さん、お母さんの言うことも分かる。
でも、小学校で行かせてもらっている子もいるよ!
その親は行かせてよかったって言ってたよ!
行かせてよ!お願いだから、行かせてよ!』
使ってみたかった、
コの字型の机と
長い自由空間ロッカー☆
America
Japan
2009年 4月 20歳
留学がしたいと思い続けて、9年間。
ついにこの日がきた!!!!
この頃には、小学校卒業、中学校卒業
高校卒業、社会人2年経験を経ていた。
さすがに、大粒の涙を枯れるまで流し、
一生のお願いお願い!と言い続けた、
あの私からは大きく変わっていた。
社会人2年目を半月くらいこしたところだったかな?
今までにない、これでもか!!というくらい強い
気持ちが突然やってきたんだ!
『理香子!今だ!今が本当に行く時だ!』
両親に伝えた。
そしたら、さらに驚いたことが、お母さんが即答!
『お母さんもそう思う!今がいいと思う!』
こうなれば、早い!!
全て予約も完了!日にち確定!
会社に報告!社会人になるために大の力に
なってくれた高校に報告!
みんなに言ってもらえた 『がんばってこい!』
最高な環境の中、最高なモチベーションで
日本を出発したんだ!!
My first dream come true ★
in South Africa ・ Namibia ・ Botswana ・Zimbabwe
2010年 10月 21歳
6ヶ月という、あっという間な時間を南アフリカを
拠点に過ごし、たくさんの経験をし、いろんなことを感じた。
たくさんある中でも特に2つのことが、
私の生活を変えてくれた。
1つは、たくさんの国に友達ができたこと。
英語が堪能でなくとも、まずは自分の気持ちが
表現でき、相手の気持ちわかるレベルまで
頑張れば、どんどん友達をつくることができるんだ!
英語がほとんど話せなかった頃は、
外国の方と仲良くは出来たけれど、やっぱり、
外国の方を「外国人」としか見る事ができなかったから、
その人の意見がどうとかではなく、この国の人は、こうなんだ!って
国としてしか見れなかったんだよね。
でも、今は違う。
外国の方でも1人の「人」としてみることができるから、
うんと距離が近い友達になることができる。
そんな感覚でたくさん友達をつくった。
たくさんの国の友達をつくることで、何かを考えるときの規模が変わった。
これは、身近な範囲でがんばろう!
これは、この国の友達を巻き込もう!
自然と価値観が広がったんだ。
そしてもう1つは、ナミビアやボツアナにある
人々が手をつけてはいけない自然保護地区を旅したとき
「あ〜これが、今の地球なんだ」って、
自然たちがどんどん壊れていっていることを目の当たりにしたんだ。。
なんだか、映画などで見てもショックだったけど、実際に見ると、
ショックというより、悲しさを越えた悲しさ、ぽかーん。。もう遅いね。。と
言ってしまいそうな感じだったよ。
でも、諦めたら、私たちの地球はどうなる?
私たちが生きているときはまだ、ギリギリ 大丈夫かもしれないけど、
私たちの孫やそのまた孫はどうなるの?
何も悪い事していない動物たちはどうなるの?
どんどん、どんどん、心、頭の中が不安だらけになった。。
私、なにか出来ないかな??
ずっと考えてた。
そして、私にとってのパラダイスから帰国。
小学校からの夢を叶えて帰ってきた自分には、パラダイスとは全く違う現実が待っていた。
税金やらなんやら、支払いどっさり。。
これと言って、留学を夢みたような『絶対やりたい!』という夢もなくなり、
ただただ、頭が真っ白のむなしさに襲われた。
留学をするためにタンタンとした事務作業を続けていたOL時代すらも、キラキラとして見えてきたほど。
あの時は、好きな仕事ではなかったけれど、1円、5円を比べるほど、ケチケチしていたけど、
目標をしっかり持っていたから、とにかく頑張っていたな。。
今思えば、いい日々を送っていた。あんなに頑張っていたのに、今は。。。
そんな気持ちになってしまったんだ。
でも、人との関わりは常にしていたようだ。
そんな中、ある方に出逢い、その方のオフィスへお邪魔したときだ!!
和の美を大切にしながらも、モダンなものとのコラボレーションも合う
とっても素敵な土壁に出会った。
『これだ!!!』
その方の紹介で私の『やりたい』という想いから左官屋さんを紹介してくださり、
その左官屋さんも私の想いを聞き、練習する材料と場所を提供してくださった。
私はそこにできるだけ頻繁に通い、最初はコテを握るのも、素材を混ぜることも全て初めてだったが、
たまに顔を出してくださる 左官職人さんに言っていただく通り、とにかく『やっては、失敗する、学ぶ』の
繰り返しをしたんだ。そうこうしていると、、塗る練習だけでなく、アフリカの思い出を形にしたいと思い、
いつの間にか作品つくりをしていた。そこから、どんどん想像は膨らみ、大きな壁にやりたいな〜☆と
思うようになっていった。そう思いながら、建築展などに参加していると、自然と私の想いを理解してくださり、
『これやってみるか?』『今度このイベントに一緒にでるか?』など、たくさんのチャンスをくださる会社さんが
現れた!!私にとって、そういった声はまさしく『感動のかたまり』だった。
いつも即答だった『やるやる!やらせてください!!』
そんな素敵な出逢いをしながら、現在は、
実際にデザインをし、壁に施行する お仕事。
イベント等で人々に、使っている素材に興味をもっていただくためにデモストレーションをする お仕事。
それから「 すばらしい素材に直接触れて頂くため 」、「 日本の伝統技術 左官の技術に興味をもって頂くため 」の
ワークショップをする お仕事。
この3つを行っています。
日本の自然が広がる中でも もちろんだが、特に自然の少ない街の中にある建物の壁にどんどん KOTE art をしたい!!
本当に少しずつでも、壁を自然素材にすれば、意識しなくとも毎日エコ活動を少しでもできるし、
また、自然環境だけでなく、私たちの身体や心にも良い素材だから、本当にいろんな場所に使ってもらいたい!!!
私1人でこのことを広めるには規模が大きすぎる。だからこそ、アートではない部分は左官職人さんにお願いして、
彼らの匠の技術が活かされる場所がまた、どんどん増えていったら、私はとても嬉しい!!!
今までの活動はこちらの blog と Facebookに載せています。よかったら、ご覧ください。→→→→→→→→→
Next Dream ★
教育にKOTEartを!!
例えば、英語のクラスでも英語を習得するアイテムに自然素材を取り入れたアートを使う。
ワクワクする気分を高めることで何かを吸収する力って強くなると思うんです。
現在は小学校、そしてCj's English School にてキッズ英会話を担当させて頂いていますが、
まだ、何か研究の末こんな結果が出た!など論理的なことでは証明できるところまでは
進んでいませんが、実際にクラスをもっていて、感じることです。
日本では、英語を教えながら、自然、エコに関する教育を。
海外では、英語もしくは、日本語を教えながら、自然、エコに関する教育を。
そんなことがしたいです!!
何かを学ぶのに、それ1つを「勉強するぞ!」と力んで突進していくのではなく、
いろんな入り口をつくることで、それぞれの感性にあった入り口をリッラクスした状態で
見つけ、そこから本題を学びつつ、自然と他のことも身体が吸収していく。。
そんな教育って、心にも脳にも無理がなくいいのではないかと、
私は強く思うのです。
Someday dream ★
ジンバブエに ''Rikako Town (仮名)''を作ること!
昨年12月、ジンバブエに行ったとき、何人かの方に漆喰に
ついて聞いてみた。ほとんどの方が漆喰は知っている。
でも、その漆喰の材料が化学物質がたくさん含まれたもの
なのか、ほぼ自然素材のみでつくられているものなのか。。
そのあたりは、どうやら考えたことすらなかったようだった。
だから、私の活動の話しを聞き、すごく驚きながらも興味を
もってくれた。
そして、ジンバブエも日本と同じように、豪華な生活をしている人から
そうでない逆の生活をしている人がいる。でも、私が思う大きな違いは、
仕事の量だと思いう。日本ならお金が必要と思えば、なんらか仕事があり、
仕事を得ることもできる。でも、ジンバブエは仕事が足りていない状況で、
お金も日本ほど生みやすくない。
そんなジンバブエも大統領が独裁政治に変えるまでは、
なんとアフリカで1番お金持ちの国だったそう。
何が盛んでお金持ちだったかというと、主に、『 観光業 』 と 『たばこ業』 。
ジンバブエもとっても豊かな時代があったんだ。
人々は今でも、笑顔が多く、自分たちがおかれた環境でできる限り、楽しい生活を送ってる。
口で説明するのは難しいけれど、本当に汚い欲がなく、とても素直で思いやりがある人が多い!!
だからこそ私は、次はアフリカ内でも、思い出いっぱいの南アフリカを差し置いてでも、
ジンバブエで何かして、人々が働けるものを作りたい!そう思った。
そこで、出たアイディアが '' Rikako Town'' を作ること!
Rikako Townの作り方は、ジンバブエにはトタン屋根で、壁はコンクリート、
外からの暑い太陽の熱気が部屋の中に直接入り、こもってしまう家がたくさんあった。
全ての窓を空ければ、外の空気が循環するが外も暑いから、エアコンなしで部屋の中で過ごすのは、
結構きつい日もある。かといって、エアコンがある家はほどんどないのだが。
だから、そういったお家をエアコンなどの電化製品を使わずに快適なお家にするために
外壁、内壁にKOTEartを施し、快適な住居空間を提供するんだ !!
もう少し、具体的なお話をすると、まずは、外壁と内壁に私の自信をもってオススメする漆喰を塗る。
この時は地元の方の協力、また日本からもボランティアしてくれる方がいれば募り、
Rikakoが塗り方を説明しながら、みんなで塗っていく。もちろんKOTEartと言うだけあり、
ただ塗るだけではもちろんない!Rikakoが決めたテーマに沿ったアートも加えながら塗っていく。
そして、この場所はジンバブエ!地元の方とのコラボもぜひともしたい!!
感性の合う、針金アーティストさんや、ペインターさんたちにも作品をつくってもらい、KOTEartとコラボするんだ。
私がジンバブエで見た光景からお話すれば、上記に書いた、過ごしずらいお家は大抵まとまって何軒か建っている。
その為、その一体は全てKOTEartをしていく。そうすると自然にそのエリアが全てKOTEartのTownになっていく。
これで、Rikako’s Townの出来上がり!!
でも、私がやりたいことは、ここで終わりでない。
日本から南アフリカに留学したことを機に始まり、このプロジェクトが完成するまでの Rikako のストーリーを
言葉や絵にする。そのストーリーを読んで、世界中の方にジンバブエにもっと興味、関心をもって頂き、
ヴィクトリアフォールズ周辺のみでなく、Rikako's Townがある地域も観光スポットとなり、
観光客がきて、その地域も潤うようにしたい!!
ジンバブエの首都 ハラレ、そして世界三大滝に選ばれているヴィクトリアフォールズ付近には良く、
ヨーロッパやアメリカを主にセレブたちが癒しの穴場スポットとして良く訪れていたそう。
日本ではジンバブエへ旅行に行くというと、まだ珍しいほうですが、世界的には以前から政治が変わるまで、
ジンバブエは隠れ癒しスポットとして大人気だったみたい!
私がRikako's Townを作りたいと想像している地区は、ハラレの次に大きいエリア。ブラワヨという場所です。
ブラワヨにもとってもかわいいロッジがたくさんある!!すっごく大きいわけではないけれど、
とってもアットホームな雰囲気で、小さなお家がいくつか敷地にならんでいて、敷地内には動物もいるし、
自然がたくさんあります。ロッジのオーナーさん、スタッフさんもとても穏やかで、ここなら普段忙しい人々も
たっぷり癒されるんだろうな〜☆とおもってしまうほど、素敵な場所なんだ。でも、今は観光客も来ないし、
素敵な場所たちも、なんだかとても寂しそうだった。
もったいない!!!!!
私も嬉しい!
住民も嬉しい!(もちろん、これはあくまで私の考えで、実際に施行させて頂くエリアの方には要相談!)
観光客も観光スポットが増え、嬉しい!
観光客がまた来るようになれば、自然と仕事が増える!
国がうるおっていく!!
私は、これがしたい!!!!
でも、これを実現するためには、多くの協力が必要です!
・ このアイディアに興味を持ってくれて、実現するためにアドバイスをくれる協力。
・ KOTE artはなんといっても力仕事。 体力、筋力を貸してくださる協力。
・ こんなことをやっているよ!とたくさんの方に伝えて、応援の声を募る協力。
・ Townというほど。ましてや海外。材料費はもちろんのこと、向こうで何ヶ月か
スティしたり、日本とジンバブエを行き来しなくてはならいときも出てくるとと思うから、
金銭面での協力。
・ Rikako's ストーリーの作成への協力。
。。。書き出したら、数えきれないほどの協力が必要だ。
また、私が思いつかない協力方法もたくさんあると思う。
でも、これは無理のない夢だと思ってる。
そう思う根拠はまだ薄いけれど、やれる!!とう気持ちが湧いてるんだ!
下記の絵は、Rikako's Town のイメージ画★